醤油醸造元だからこそ出せる味

  
当醸造元の醤油は、伝統的な製造方法で造っており、時をかけ、じっくり熟成させた芳醇な香りと、ほんのり甘くまろやかな味わいを特徴としています。

国産にこだわった、その年一番良い大豆と小麦を混ぜ、種麹を加えて3~4日かけて「醤油麹」をつくります。

これを原料の自然塩と有田川流域の地下水と一緒に仕込んで「諸味(もろみ)」をつくり、攪拌を重ねながら約2年の間熟成

このもろみを布に入れ、槽(ふね、絞り機)で搾り出てきた汁が生(なま)醤油、もしくは生揚(きあげ)醤油といいます。

この生しょうゆを火入れ殺菌し、不純物を取り除いて瓶詰めしてようやく当店の醤油が出来上がります。


大手メーカーのように、人為的にコントロールして、大量生産するような製造方法でつくられる醤油とは全く違った風味・香りで、「醤油本来のおいしさ」を求めるお客様に支持されております。


濃口醤油 極
 


高級料亭「銀平」とともに30年

 
魚匠 銀平
約30年前、高級料亭「銀平」の社長が、調味料としての醤油を探し求めていた際、当店の濃口醤油「極(きわみ)」を気に入り、銀平開業時からずっとお付き合いさせていただいております。


以来、東京銀座、大阪、神戸と全国に12店ある支店の全てにおいて当店の醤油をご利用いただいております。


銀平は、ここ有田市の辰が浜漁港で仕入れた獲れたての魚を使い、素材の旨みを活かしたご馳走をお客様に味わってもらいたいというコンセプトで料理を提供しており、当店の醤油は煮魚など料理全般、また、刺身用の醤油とあらゆる場面でお使いいただいております。

煮魚嫌いが煮魚を好きになる」という話もでるほど、当店の醤油が料理の仕上がりを左右する重要な役割を担っていると自負しております。



濃口醤油 極 全サイズ


また、濃口醤油「極(きわみ)」は、秋篠宮ご夫妻が1999年の南紀熊野体験博ご出席の折、ご宿泊先の白浜にてお買い上げ下さったことでも有名になりました。


多くの方が認めてくださった当店の味を、是非ご賞味いただければ幸いです。